市場から木がなくなる!? - 東陽住建-愛知の注文住宅工務店

2014年1月1日

「市場から木がなくなる!?」

今、報道されていない問題は、
いくつもあります。

知らないところで、問題はおき、
そして、表面化していきます。

前回の「木がない!?」
https://www.facebook.com/japanwoods/posts/588649157837036
では、「切り捨て間伐」の問題を
取り上げ、計3,000人以上の方に
読んでいただきました。

ありがとうございます。

今回は、「エネルギー」の話です。

「バイオマス発電」をご存知ですか?
言葉だけは知っている、なんか聞いたこと
があるという方が多いと思います。

バイオマス発電とは、簡単に言うと、
木や植物や廃材などを「直接燃焼」したり
「ガス化」するなどして発電する方法です。

今、「木がない」状態になっているのが、
この木を利用した発電が影響しています。

原発というエネルギー問題を抱えている
日本で、こういった発電方法というのは、
今後、大きな力になっていくでしょう。

ただ、今、ここにある
不均衡が起きています。

多くの木が、このバイオマス発電に
今、流れています。
全体の木の利用としては、いいのですが、
今度は、資材の木が少なくなっている
のです。

木というのは、資材とするためには、

・山で木を切り
・山から運び出してくる
・それを市場まで運ぶ
・市場で競られて、製材工場に運ばれる
・製材所で、仕分けされる
・製材を行い、資材となる

とても簡単に書いてみたのですが、
柱になるまでに、これだけの手間が
かかります。

手間がかかるのに、木材価格は、
安いので、山の生産者の方は、
山を荒すよりは。。。ということで、
売りに出されている場合もあります。

そこで、出てきたのが、
バイオマス発電。

ここでは、木を燃やすのですから、
いい木も悪い木も、ひとまとめにして、
生の丸太のままで、引き取ってくれます。

資材とする手間をかけなくていい分、
生産者の方の身入りもいいのです。

「市場から木がなくなる」

のです。
具体的には、住宅で使われる
細い木(屋根面を支える木など)が、
現状も不足している状態です。

この問題は、

「木の価値」にあります。

木の価格は、下がり、実際には、
補助金を得ることができるように
今、管理されています。

この価値の不均衡を
解消するには。。。

資材の生産者や私たちは、
木のよさを伝え続けること。

木の魅力をしっかりと
PRすることにあります。

また、利用者の方は、
日本の森の問題やエネルギー問題に
関心を持っていただき、意識して
いただくことだと思います。

これから、バイオマス発電というのは、
政府の補助があり、積極的に
活用されていくと思います。

だからこそ、今、こういった問題が
あるということを知っていただいて、
日本の森が、抱える問題について、
そして、木のよさ、魅力について、
知っていただけたらと思います。

プロフィール

名前
中井 義也
住まい
愛知県

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東陽住建株式会社 代表取締役社長 中井義也

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