地震に強い構造 耐震シェルター工法の家

高齢樹の東濃ひのきを使った、改良型耐震シェルター工法住宅の事業計画は、農林水産省・経済産業省・国土交通省から認定された農商工連携事業です。
適切に管理された森林資源活用のために、FSC森林認証の普及と推進に取り組む東白川村森林組合および東白川製材共同組合と連携し、地域ブランドである「東濃ひのき」の認知を広めることにより、地域経済の活性化に取り組んでいます。そして、良質な木材を適正価格で安定供給することにより、耐震構造を備え持つ家を1棟でも多く普及させることでお客様の安心で安全な家づくりを進めています。

改良型耐震シェルター工法とは

東濃ひのきの大黒柱24cm角4本を胴差しの木質フレームで囲い、現在の筋かいとよばれる耐震構造の中に、木の粘り強さを生かした伝統工法の要素を取り入れた工法です。壁の高剛制・高強度により、構造の倒壊を防ぎ、木組みにより、揺れのエネルギーを吸収する耐震と制震を組み合わせることでバランスのとれた木造軸組工法を実現しています。要は、太い4本の柱と太い梁に厚い鴨居を組み合わせることで地震に強い木の家をつくることのできる工法ということです。

改良型耐震シェルター工法で、得られる安心と快適

木造住宅における従来の軸組工法であれば、強度を増すためには柱と柱の間に筋かいと呼ばれる柱を入れる工法が主流でした。筋かいを入れると自ずとその部分は窓を配置することは不可能となるため、壁を造らざるを得ません。軸組工法でつくる家は「壁が多くて強度がある」か「開放感があっても強度がない」のどちらかの選択肢しかありませんでした。
太い柱を囲む梁と厚鴨居を組み合わせた改良型耐震シェルター工法では、古来寺社仏閣に見る組子の原理で接点を増やすことにより、従来の木造建築の軸組工法と同等の強度を持ちながら、開放感のある空間を実現することができるのです。すなわち家族が集うリビングが、強いシェルター機能を備えながらも、広くて明るく風通しの良い快適な空間をつくることができるのはこの仕組みが技術として提供できるからなのです。

快適な暮らしも命あってこそ

地震の多い日本の風土に調和し、建物を守り続けてきた檜の木が持つ強さの特性を最大限に活かす「改良型耐震シェルター工法」は家族の避難場所を家の中に造るを実現しました。

家にはさまざまな機能が必要です。それは、住みやすい間取りであったり、使い勝手だったり・・・。その暮らしの中心となるのは家族です。家には「家族の命を守る」という大きな機能が必要です。
もしも家の中に居る時に地震が起きたら、その瞬時の判断で何を行動しますか?その瞬時に行動できることは何ですか?「改良型耐震シェルター工法」では、ご家族が最も集うリビングにシェルターを造り、大切な命を守る家として機能します。

天然素材の東農桧に囲まれる安らぎは森への貢献

改良型耐震シェルター工法の家は、高樹齢の東濃ひのきをふんだんに使っています。それは、自然の恩恵です。木材の伐採は、森林破壊につながるのではと懸念される方もいらっしゃいますが、実は、適正に木を使い、森を管理することは、森林の保護に繋がっているのです。
また、木は成長が盛んな若い時期にたくさんの二酸化酸素を吸収して、伐採して成長が止まると二酸化炭素を内部に貯めた建材となり、二酸化炭素を減らすことにもつながります。つまり、高樹齢の木を適切に木材として使用し、森を活性化させることは森への貢献に繋がるのです。

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東陽住建株式会社 代表取締役社長 中井義也

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