未来へのバトンタッチ!植林ツアーで感じた、森を守るということ。 - 東陽住建-愛知の注文住宅工務店

2025年6月4日

先日は、私たちが開催した植林ツアーに、
たくさんの方にご参加いただき、
本当にありがとうございました!

青空の下、皆さんと一緒に一本一本苗木を植えながら、
山の未来について語り合えたこと、
心から嬉しく思っています。

子供たちの楽しそうな笑顔や、
参加された皆さんの真剣な眼差しに、胸が熱くなる思いでした。


ツアーの中でお話させていただいたことを
今日は、書こうと思います。

今日は、そんなお話です。

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ブログ責任者の
中井義也とは・・・

いつもをもっと幸せに

をビジョンに
岐阜県東白川村の
良質な木材を使い

日本一強い家

を提唱しています。

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それでは、6月4日(水)号
スタートです!

ツアーの中でも少しお話しさせていただいたのですが
実は、昔に比べて今のほうが
植林には費用がかかるようになっているんです。

「え、そうなの?」


と意外に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、昨今の物価高などもありますが
昔は、林業がもっと盛んで、山の手入れも
地域の共同作業として行われることが多かったり
今よりも人件費が抑えられていたりしました。

地域のイベントだったんですね。

また、当時は獣害も今ほど深刻ではありませんでした。
だから、少しの防護柵でよかったんです。


ところが今はどうでしょう。

 

まず、苗木を植えた後に、かもしかや鹿などの
動物から苗木を守るための防護ネットの設置が
欠かせません。

これがなかなかの費用と手間なんです。
見るとかわいいかもしかや鹿なのですが
植林をしたヒノキの新芽を食べてしまうのです。
せっかく植えた苗木が育ちません。

 


そして、植えた後の下草刈り。
これも数年間は続けなければ、苗木が雑草に負けてしまいます。

昔に比べて、林業の担い手も減り、高齢化も進んでいるため、
どうしても人件費は上がってしまいます。
私たちも、できる限り山の方々を応援して、自分たちの手でと思っていますが、
広大な山を管理するには限界もあります。

 

さらに、最近では気候変動の影響
集中豪雨なども増えていますが、土砂崩れなどを防ぎ、
健全な森を育てるためには、よりきめ細やかな管理や、
丈夫な作業道づくりも必要になってきます。

 

「へぇ、そうなんだ。植林って、植えて終わりじゃないんだね」

 

そうなんです。植林は、いわば森づくりのスタート地点。
そこから何十年、時には百数十年という長い年月をかけて
ようやく立派な木材となり、皆さんの住まいを支える
柱や梁になります。

 

その間も、下草を刈り、余分な木を間引く
「間伐(かんばつ)」を行い
太陽の光が地面まで届くように手入れを
続ける必要があります。

 

この間伐も非常に大切で
木が密集しすぎると
ひょろひょろとした弱い木ばかりになってしまい
風雪にも弱く土砂崩れも起きやすくなってしまうのです

 

適切な手入れをすることで
木は太く、強く育ち、地面には下草が生い茂り
豊かな土壌が形成されます。

この豊かな土壌が、雨水をゆっくりと蓄え、ろ過し、
私たちのきれいな飲み水となり、災害を防いでくれるのです。

 

つまり、山を守るということは、
私たちの生活そのものを守ること。
そして、それは未来の子供たちへ豊かな自然環境という、
かけがえのない贈り物を残すことにも繋がります。

東濃ヒノキの家づくりを通して
私たちが目指しているのは
ただ安全で安心で快適な住まいを提供するだけではありません。
その木が育った山を守り
美しい東白川村の自然を次世代に繋いでいくこと。

 

そのために、植林や森林保全にかかる費用は、
未来への投資だと考えています。

 

もちろん、簡単なことではありません。
でも、植林ツアーで皆さんの笑顔に触れ、
木を植える喜びに満ちた顔を見たとき、

 

「ああ、この活動を続けていこう」

 

と改めて強く思いました。


一本の苗木が、やがて大きな森を形作るように。
私たちの小さな一歩が、未来の豊かな環境へと
繋がっていくと信じています

 

これからも、東白川村の美しい山々を守り
そこで育った素晴らしい東濃ヒノキの魅力を
皆さまにお伝えしていきたいと思っています。
私たちの家づくりが、少しでもその一助となれば幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さまの暮らしが、木の温もりに包まれた、心豊かなものになりますように。

 

東陽住建株式会社
中井義也

 

 

 

プロフィール

名前
中井 義也
住まい
愛知県

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