未来へつなぐ森のサイクル。明日の寄木イベントに込める想い。 - 東陽住建-愛知の注文住宅工務店

2025年8月15日

皆様、こんにちは
東陽住建の中井義也です。
お盆休みはどのように過ごされましたでしょうか。
東陽住建は、明日から、業務を再開します。

さて、東陽住建では明日、子どもたちを対象とした
寄木イベント(予約制)を開催いたします。

夏休みの終盤、多くの子どもたちの笑顔に会えることを、
スタッフ一同、心から楽しみにしております。


このイベントは、単に木工体験をしていただくだけでなく、
子どもたちが木とのふれあいを通じて、
私たちの未来の環境について考えるきっかけになれば、
という想いを込めて企画しました。

 

日本の森林が抱える、あまり知られていない課題

 

実は今、日本の森林の多くは、
人の手による適切な管理を必要としています。
戦後に植林されたスギやヒノキの多くが成熟期を迎え、
木材として利用できる「収穫期」にあるのですが、
十分に活用されていないのが現状です。

木々が密集しすぎた森は、太陽の光が地面まで届かず、
下草が生えにくくなります。

そうなると、土壌がむき出しになり、
大雨による土砂災害のリスクを高めることにも繋がりかねません。

森を健康に保つためには、
木を「伐って、使って、植えて、育てる」という
サイクルを回していくことが不可欠なのです。

 

「木を使う」ことが、最大の環境貢献になる

 

木材利用は、この森林のサイクルを活性化させる上で
極めて重要です。
そして、地球温暖化防止にも大きく貢献します。

樹木は、成長過程で光合成を行い、
大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収し、
炭素として内部に固定します。

木材として家や家具に使われるようになっても、
その炭素は長期間にわたり貯蔵され続けます。

伐採した後に新しい木を植えれば、
その若木がまたCO2を吸収してくれる。

このサイクルは、持続可能な炭素の循環を生み出し
「カーボンニュートラル」な社会の実現に繋がります。

つまり、国産の木材を積極的に使うことは、
日本の森を元気にし、地球環境を守る具体的なアクションなのです。


私たちが木を大切に使うことは、
森を守ることにつながります。

そして森は、川を育て、川は海へと流れます。

山・川・海——それらはすべてつながり、私たちの暮らしや未来を支えています。

山の木々が雨水を蓄え、清らかな川を生み、
その川が海を豊かにする。

この自然の循環が、私たちが毎日口にする
食べ物やきれいな水を守ってくれているのです。


次世代に繋ぐ、持続可能な社会を目指して

私たちは、家づくりを通じて、
この森のサイクルの一端を担っているという自負があります。

明日のイベントで、子どもたちが木の温もりや香りに触れ、
「この木は森から来たんだ」「木を使うことが森を守ることに繋がるんだ」と
少しでも感じてくれたら、それ以上に嬉しいことはありません。


この小さな体験が、子どもたちの心に何かを残し
未来の地球を考えるきっかけになることを願っています。


それでは明日、会場でお会いできるのを楽しみにしております。

東陽住建株式会社 代表取締役 中井 義也

プロフィール

名前
中井 義也
住まい
愛知県

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