2025年8月26日
みなさんこんにちは
東陽住建の中井義也です。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
先日、ある機械加工の工場を見学するという
非常に貴重な経験をさせていただきました。
今日は、そんなお話です。
—————————-
ブログ責任者の中井義也とは・・・
『いつもをもっと幸せに』
をビジョンに 岐阜県東白川村の 良質な木材を使い
日本一強い家
をお届けしたいと活動しています!
—————————–
それでは、8月26日(火)号
スタートです!
『下町ロケット』というドラマをご存知でしょうか。
私も夢中になった一人ですが
そのロケット編に登場するバルブシステムの
非常に精巧なノベルティ。
あの佃品質。熱くなります。
その設計・金型を製作されたのが
今回お伺いした会社様です

最新鋭の設備が並ぶ様を想像していましたが
現場で私を迎えてくれたのは、意外にも数十年前から
時を刻む機械たちでした
しかし、それらは決して過去の遺物などではなく
今もなお現役で、ミクロの単位までこだわり抜いた
精密な部品を生み出し続けています。
その姿は、日本のモノづくりの
奥深さと揺るぎない技術力の象徴のようでした
そこで働く方々とお話しする中で
特に感銘を受けたことがあります。
それは、皆さんが単に「部品」を作っているのではなく
常にその先にある「完成形」と
それを使う「人」を想いながら仕事をしているという事実です。
一つの工場で作られるのは、あくまで全体の一部品。
写真は、1枚しかとれませんでしたが、部品をつくる金型のようなものです。
部品を作るための部品ですね。

しかし、作り手の心の中には
最終製品の姿と、それによって生まれる価値が
明確にイメージされている。
だからこそ、ミクロの世界までこだわり抜ける。
この「使う人を想う心」こそが、
日本のモノづくりの本質であり、
高い品質の源泉なのだと改めて感じ入りました。
そして、これは私たちの「家づくり」の理念と
全く同じであると改めて確信したのです。
一棟の家は、大小さまざま合わせて
約2~3万点もの部品から成り立っていると言われます
柱や断熱材、窓といった一つひとつは、
いわば無数の「部品」の集合体です。
しかし、私たちの仕事は、
その2万点の部品を仕様書通りに
ただ組み立てることではありません。
その家で暮らすご家族の未来
そこで生まれる笑顔や温かい時間という
「完成形」を想い描き
一つひとつの工程に心を込めることこそが
私たちの使命です。
使う人を想い、1から作り上げていくからこそ
できることがある。
目に見えない部分へのこだわりも
暮らし始めてからの快適さや安心に繋がっていく
流れ作業ではない、1棟1棟作り上げていく。
モノづくりの現場で再認識したこの熱い想いを、
私たちはこれからも一棟一棟の家づくりに注ぎ込んでまいります。
日本の工場は、日本のモノづくりは、
元気です!
東陽住建株式会社
中井義也









