2026年2月8日
先日、エジプトの旅に行ってきました。
……と言うと語弊があるんですが(笑)
正確に言うなら、「行った」じゃなくて「体験した」。
名古屋にできたVR体験施設、
イマーシブジャーニー名古屋で、エジプトを“全身で”味わってきました。
◆VRって、ここまで来たのか…!
正直、侮ってました。
VRって「目の前に映像が出るだけでしょ?」って。
でも実際は、違った。
視界だけじゃなくて、
空気感とか距離感とか、**“その場にいる感”**がちゃんとある。
遺跡のスケール感、暗さ、奥行き、
足元から感じる“自分の立ち位置”がリアルで、
「あ、これ…脳がもうエジプトって判断してるな」ってなる。
なかなかの臨場感で、純粋にめちゃくちゃ楽しめました。

触れないのに、満足できた
ここが、僕の中で一番の発見でした。
現実の旅と違って、VRは当然、
触覚も味覚も味わえない。
砂のザラザラもないし、エジプト飯の香りもない。
汗もかかないし、現地の風も吹かない。
なのに――
不思議なくらい、体験としての満足度が高い。
「足りないはずなのに、満たされてる」
この感覚、めちゃくちゃ面白かった。
人は“全部”いらない。大事なのは「体感の設計」
僕の持論です。
人が感動するのって、
五感のすべてを揃えたときじゃない。
“自分がそこにいる”と感じられる設計ができた瞬間に、
人の心は動く。
触れない、食べれない。
それでも「体感」が勝つと、満足は作れる。
これって、家づくり・リフォームにも直結してると思うんです。
家づくりもリフォームも、結局「体感」がすべて
例えば、
-
断熱性能の数値が良い
-
耐震等級が高い
-
間取りが合理的
-
設備が最新
もちろん大事。めちゃくちゃ大事。
でも、最終的にお客様が言うのは、これです。
「なんか、この家…落ち着く」
「帰ってきた瞬間、ホッとする」
「冬の朝がラクになった」
「キッチン立つのが楽しい」
つまり、体感。
数値や理屈の先にある、
“住んだときの感覚”で、満足度が決まる。
VRの体験が教えてくれた「影響力」の話
今回のVR体験で感じたのは、
人の心を動かすのは、説明じゃないってこと。
体感させた瞬間に、納得が起きる。
家づくりも同じ。
「断熱が大事です」って100回説明するより、
“寒くない朝”を一度体感したら、もう戻れない。
「段差が危ないです」って言うより、
“つまずかない動線”を体感したら、家の見方が変わる。
僕らの仕事って、
家を売ることじゃなくて、
暮らしの未来を体感させることなんだと思います。
体感は、人を前に進める力になる
人は、納得したら動くんじゃない。
体感したら、勝手に動き出す。
イマーシブジャーニー名古屋でエジプトを体感して、
「旅っていいな」だけじゃなく、
「体感って、こんなに人を満たすんだ」
「体感設計って、人生の質を変えるな」って思えた。
だから僕は、家づくりもリフォームも、
もっと“体感”を強くしていきたい。
ただの工事じゃない。
ただのスペックじゃない。
住んだ人が、毎日ちょっと幸せになる体感を、設計する。
そのために、今日も現場に立つし、提案に熱を込めます。
もし「体感」を変えたい場所があるなら、
それは家のどこかに、改善の余地があるサインかもしれません。
“旅に行けなくても満たされる体感”があるなら、
“家にいるだけで満たされる体感”は、もっと作れる。
そう確信した、エジプト(体験)旅でした。









