2014年5月5日

日本の森を守るプロジェクト。

「日本の森が危ない？」

毎年、この時期になると、森についての
小さなニュースが発表されます。

林野庁から、

「外国資本による日本の森林買収について」

です。

このニュースについては、色々な
論点があります。

外国資本が、土地を買う理由というのは、
投機目的であったり、自己所有など、
分譲にしたりなど、もちろん目的が
あります。

そのうえで、論点を整理とすると、

外国資本に日本の森が買われている、
水資源など、どうなるんだ！外資の購入は、
規制すべきだ。

森林土地売買の場合は、利用について、
規定すべきだ。外資に購入してもらうのは、規制
すべきでない。
そもそもそれ自体が問題なのではない。

など、様々な意見があります。

2012年には、森林法の改正により
森林の所有者届出制度がスタートし、
一部規制の対象となったようです。

ただ、大事なことは、外資による購入ではなく、
日本の森が、持続可能な循環システムがあり、
それが、ちゃんと維持されていくことにあります。

日本の森は、今、国による「補助金」が
なければ、持続できません。

森を維持しようと思うと、赤字になるという
のが、現実です。

この問題を解決するためには、
まだまだ時間がかかるでしょう。

今、必要なのは、日本の森を抱える
問題を意識し、森を守る循環の中の
「木をつかう」ということを、ちょっと
だけ、考えてみるということだと
思います。

日本の森や自然については、
普段であれば、非日常のことだと
思います。

ただ、今日は、GW、自然に触れ合う方も
多いでしょう。

ぜひ、そんな機会に、日本の自然、
森について、ちょっとだけ、意識して
いただけたら、少しずつ変わっていくと
感じます。

どうぞ、ステキなGWお過ごしください。