家の性能競争、本当にそれだけでいいですか? 数字では測れない「心地よさ」の話。 - 東陽住建-愛知の注文住宅工務店

2025年6月14日

こんにちは。
愛知県で無垢の木を使った家づくりをしている
東陽住建の中井義也です。

最近、家づくりを考えていらっしゃる
皆さんとお話ししていると、
よく「性能」という言葉を耳にするようになりました

「UA値はいくつですか?」なんて
専門的な言葉が普通に飛び交う時代です

もちろん、お家の性能は大事です。
夏は涼しく、冬は暖かい。
そんな快適な暮らしの土台になるものですから
私たちも真剣に取り組んでいます。

でも、その一方で、思うんです
カタログの数字を比べるだけの家づくりって
なんだか寂しくないかな、と

まるで、燃費の良さだけで
車を選ぶようなものです

本当に大切なのは、ハンドルを握る
ワクワク感だったり
家族と出かけた思い出だったり
長く乗り続けることで生まれる
愛着だったりすると思います。

昔、初めて買った車が
エスティマでした。
あの時は、車で皆で遠出するのに
わくわくしていました。

家づくりは、もっともっと、
そういう「心」が動くものであるべきだと
私は信じています。
今日は、そんな「性能」というものさしと、
私たちが本当に大切にしている
「心地よさ」について
少しだけ語らせてください。

——————

ブログ責任者の
中井義也とは・・・

いつもをもっと幸せに

をビジョンに
岐阜県東白川村の
良質な木材を使い

日本一強い家

を提唱しています。

——————

それでは、6月14日(土)号
スタートです。

 

ちょっとだけ、性能のお話を。「UA値」と「BEI値」って?

まず、よく聞かれる性能の指標について
私の言葉で説明させてください。

一つは「UA値(ゆーえーち)」
難しい言葉で言うと「外皮平均熱貫流率」なんて呼ばれますが
要は「魔法瓶の性能」みたいなものです。

この数字が小さければ小さいほど、
外の暑さや寒さの影響を受けにくい
つまり断熱性能が高い家ということになります。

一度涼しくしたり、暖かくした空気を
しっかり保ってくれる能力のことです


そして、今、話題なのが「BEI値(びーいーあいち)」
こちらは「お家の燃費」に例えると
とても分かりやすいです

国が定めた「これくらいの燃費が標準ですよ」という基準に対して
実際に建てる家がどれくらい省エネなのかを示した数字です

 

このBEI値が「1.0」を下回れば省エネ基準クリア
「0.8」なら20%も省エネという指標です。
数字が小さいほど「燃費の良い家」ということになります。

断熱だけじゃない。「燃費」で考える暮らしの豊かさ

さて、この二つの数字、どちらも大切です。
でも、もし「どちらをより重視しますか?」と聞かれたら
私たちは迷わず「BEI値(燃費)」だと答えます。

なぜなら、UA値(断熱)は、あくまで「箱」としての性能だからです。
もし、UA値の競争に勝つことだけが目的なら
窓をできるだけ小さくして
壁をうんと分厚くすればいいんです。

でも、そんな家で暮らしたい、と思うでしょうか?
光も風も入らない家は、心地よいとはとても言えませんよね。

 

数字を超えたところに、本当に大切なものがある。

性能の話をずっとしてきましたが、本当に私たちが伝えたいのは、ここからです。 性能はもちろん大事。でも、その数字を超えたところに、何十年経っても色褪せない、本当に大切な価値があると信じています。

それは、その土地の太陽や風と、素直に向き合うこと。
「この土地には、夏、こっちから気持ちのいい風が吹くな」
「冬の午後は、この角度から陽が差して暖かいな」
私たちは、設計図を描く前に、必ずその土地に立って
光の動きや風の流れを肌で感じます

機械に頼り切るのではなく、そんな自然の恵みを暮らしの中にどう取り込むか
その土地に根ざした設計こそが、本当の心地よさの源泉になります

そして、無垢の木という、生きている素材が与えてくれる温もりです。

夏、素足で歩いてもべたつかず、サラリと気持ちいい床。
冬は、陽だまりの暖かさを蓄えて、じんわりと優しい
思わず深呼吸したくなるような木の香りに包まれて
子どもたちが元気に走り回る。柱につけた背比べの傷も、
いつしか家族だけの大切な宝物になります。

こんな、五感で感じる心地よさや、
家族の歴史が刻まれていく喜びは、
どんな性能のカタログにも載っていません。


家づくりは、性能競争ではありません
ご家族が、これから先の長い時間を笑顔で過ごしていくための
世界でたった一つの「器」をつくる、尊い仕事です。

私たちは、国の基準をしっかりクリアする性能を土台としながら
その土地の力を借りるパッシブデザインの知恵を掛け合わせ
そして、時が経つほどに愛着が深まる無垢の木という最高の素材で
お客様一家族一家族にとっての「最高の心地よさ」を形にしたい。

心から、そう思っています。


写真は、木漏れ日が入ってくるお部屋の画像
いつも東白川村の管理された森に行くと
この空間を家に持ってきたいと思うんです。

性能も大事。でも、それ以上に大切な「なにか」がある。


もし、私たちの想いに少しでも「いいな」と思っていただけたら
ぜひ一度、モデルハウスに遊びに来てください。
営業するつもりはありませんから(笑)。

ただ、私たちが大好きな、この木の家の空気感を、
あなたの肌で感じてみてほしいのです。

お待ちしております。

東陽住建株式会社
中井義也

プロフィール

名前
中井 義也
職業
建設業
住まい
愛知県一宮市
生年月日
1977年2月14日

1977年、愛知県一宮市木曽川町生まれ。立命館大学卒業。 東陽住建株式会社 代表取締役。 新築・リフォーム・メンテナンスを軸に「建てた後の暮らしを守る」住まいの相談に取り組む一方で、新築は岐阜県東白川村の東濃ヒノキを中心に据え、“木を選ぶこと”から家づくりを始めている。 一般社団法人 日本住宅リフォーム・メンテナンス協会 代表理事。 NPO法人 住宅の悩みとトラブル無料相談室 主宰。 一般社団法人HORP(住生活リフォーム推進協議会)理事 〇原体験 現場の泥臭さと楽しさ 幼少期、建設業を営む父の背中を追い、現場で“ゴミ拾い”をしながら職人たちの活気に触れて育った。 汗、段取り、声の掛け合い。目に見える完成よりも、見えないところにこそ仕事が宿る。 家づくりは単なる工程ではなく、人の想いと技術の結晶だと、体で覚えたのが原点だ。 〇葛藤 大手ハウスメーカーで抱いた違和感 1999年、ハウスメーカーに入社し、営業として経験を積む。 一方で、効率やルールが優先される仕組みの中で、目の前のお客様に対して“最善”が選べない場面もあった。 「修理で住み続けられるのに、制度上は交換を勧めざるを得ない」 「リフォームの相談を受けたいのに、担当の区分で断らざるを得ない」 困って、頼って、やっと辿り着いた人が、失望して帰っていく。 その光景が、心に刺さった。だから誓った。 家は建てる時だけでなく、建てた後の暮らしこそ守らなければならない。 〇転身 地域密着、“家守り”としての覚悟 2003年、東陽住建へ。 2006年には、住まいの困りごとを抱える方が、最初の一歩を踏み出せるように「住宅の悩みとトラブル無料相談室」を立ち上げた。 リフォームの体制づくりにも注力し、LIXILリフォームショップの運営を通じて、地域の住まいを長く保たせる仕組みを整えてきた。 “建てる会社”で終わらない。住み続ける人生のそばにいる会社でありたい。それが中井の基準だ。 〇東濃ヒノキ 新築の中心に置く理由 新築で、東白川村の東濃ヒノキを中心に据えているのは、流行や差別化のためではない。 家の寿命は、暮らしの安心の寿命だからだ。 木は、ただの材料ではない。 家族の時間を受け止め、季節を越え、静かに家を支え続ける“骨格”になる。 だからこそ、どこで、誰が、どんなふうに育てた木なのか。 その背景ごと引き受けられる木を選びたい。 東白川村の山で育った木は、一本一本が、簡単には生まれない。 年輪が刻まれる時間、山を守る手、伐って終わりではない手入れ。 その積み重ねの先に、ようやく「家を背負える木」が生まれる。 その重みを知っているから、私たちは“木を買う”のではなく、木の時間ごと家に迎えるつもりでいる。 木の家は、完成した瞬間がゴールじゃない。むしろそこからが始まりだ。 暮らしの傷も、家族の成長も、時間の経年も、すべて受け止めながら、家は育つ。 だから中井は、新築とリフォームを分けて考えない。 東濃ヒノキで骨格をつくり、暮らしの変化に合わせて手を入れ、守り、育てていく。 “建てて終わり”ではなく、“暮らしを守り続ける”ための新築。それが東陽住建の新築の中心にある思想だ。 建てた後も守る覚悟があるから、最初の一本から妥協しない。それが東濃ヒノキを選ぶ理由です。 〇ビジョン 家は幸せの基地である 中井が目指すのは、建物を売ることではない。 『家は、幸せになる場所であり、やさしい社会を作るための基地である』 命を守り、健康を育み、家族が安心して“帰ってこられる場所”を増やしていく。 「いいものしかつくらない。いいことしかしない」という信条を胸に、今日も一宮から、その基地を広げ続けている。

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東陽住建株式会社 代表取締役社長 中井義也

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