あなたが森のためにできること - 東陽住建-愛知の注文住宅工務店

2013年2月22日

「 あなたが森のためにできること 」

日本の森を守るプロジェクト。

「中井さん、あなた、なんか森を
守ることやってるんでしょ。」
「じゃあ、私、何やればいいの?」
「私がなんかすると、森が守られるの?」

自然保護に関心の高い方で、
私もうれしくなったのですが、
逆に、少し恐れもあったのです。

それでも、言葉を選びながら
慎重に、慎重に答えました。

「はい、木をたくさん使ってください。」

これを聞いた前述の方は、
「えっ」ということをおっしゃって
見えましたが、今の日本の森を守るためには、
使うことが、必要なのです。

ここで、中部大学の武田教授の割り箸の
記事をご紹介します。少し長いのですが、
抜粋させていただきます。

武田教授の記事から抜粋—-

日本は森林の多い国で約3分の2が
森林である。

そしてその森林に45億立方メートルの
樹木がある。

あまりに多いのでピンとこないが、
数字も少しずつわかりやすく行くので
しばらく我慢して欲しい。

また「立方メートル」という
単位が面倒なので、慣用的にリューベ(R)
という呼び名が使われるので、
以後は単に1億Rとか1千万Rとか
書くことにする。

樹木というのは毎年、成長する。
樹木が若いうちは成長も早く、
歳を採ってくるとあまり
成長しなくなる。

人間が利用させていただくまでの
樹木の寿命を45年とすると、
日本の樹木の生長量は、
45億Rを45年で割るから、
一年に1億Rなる。

少し少なめという人もいるが、
何しろ現在ではほとんど
日本の森林は利用されていないので、
このぐらいの計算から始めた方がよい。

一年に割り箸250億膳というのは
それに使う樹木の体積にすると
割り箸1膳10ccだから、25万Rになる。

つまり仮に日本の森林から
とれる樹木を使って割り箸を作ると、
日本の森林が生長する1億Rのうち、
0.25%が割り箸に使われる計算だ。

庭木を育てた人ならすぐ理解できる
ことだが、樹木は生長する。
日々、成長し枝を伸ばす。

手入れをして切り取った枝葉の量は
結構、多いがそれを利用する事も
できないので、焼却するしかない。

また本格的な森林では、
まず小さい木をびっしり植えて
成長するごとに間引いて行かなければ
「木材」になるような木はとれない。

間伐材などと呼ばれる

「使い道のない小さな木」

は日本で年間500万Rでる。
そのうち200万Rは使っているが、
残りの300万Rは捨てている。

捨てている間伐材だけで300万R、
これに対して日本人が使う割り箸が25万R。

つまり

「もし、日本人が割り箸を積極的に
使ってもらったら、せめて捨てている
間伐材の1割は有効に使える」
ということだ。

日本の森林は死んでいる。
それは森林を育て、樹木を使う
というサイクルが
うまくいていないからである。

なぜ、うまくいっていないか?
紙をリサイクルしたり、
割り箸を使用しない運動を
したりするからである。

なぜ、そんなことになるのか?・・・
ここが重要である。これまでの
先入観を全部、捨てて欲しい。

その上で、次の文章から始まる
「私たちの頭の幻想」を取り払って
欲しいのだ。

人間は自然の中で生きている。
そして食糧も箸もすべては自然からしか
得ることができない。

ということは、「箸を使いたいから箸を使う」
という考えは成り立たない。

20世紀はそういう時代だったが、
これからは成り立たない。

ではどういう考え方なら自然と
生きていくことができるのだろうか?

「自分が使いたいから使うのではなく、
自然から得られる量に合わせて使う」
ということである。

つまり、「ご飯を食べるから箸を使う」
というのではなく、
「箸が何本あるからそれだけで食べる」
という考えに切り替えなければならない。

たとえば、一日に2本の箸が自然から
とれるとする。

でも自分は一日に3回はご飯を食べたい・・・

そういうときには2回は新しい箸、
1回は箸を洗って使う。

自然の方に自分の生活を
合わせるのである。

もし、箸が一日に2本できるのに、
「自然に優しい」と錯覚して
「マイ箸」を使ったとする。

一日に2本できる箸は捨てなければ
ならない。

そうすると箸が売れないので間伐材が
要らなくなる。
間伐材が要らなければ間伐をする人が
いなくなり、その結果、森林が荒れる。
それが今の日本である。

「割り箸を使わない運動」・・・
少なくともこの運動は現在では
日本の森林を破壊している
可能性もある。

でも、それも早計かも知れない。

間伐材が間伐材である理由、
森林がそのすべてを利用できない理由は、
「森林が遠くにあって急峻だから」
という理由だ。

間伐材を利用するのが大切だから、
無理矢理、割り箸にするということになると、
環境負荷は大きい。

私たちは「日本の森林が育つ量」に
あわせて生活を設計することが
まず第一であろう。

—–抜粋ここまで。

武田教授の言葉は、実際のところ、
いろんな意見もあると思います。

ただ、林業の立場から、日本の森を
守ると考えると納得できる点が多いです。

割り箸という側面から、日本の森の
問題を語ってくれていますが、
現状の事実を踏まえて、どうするか?
考えていくことが大切です。

では、どうするか?

質問いただいた方に、私は、
こう答えました。

一緒に考えていきましょう。
まず、私たちに知ることは、その
問題を知ることです。

問題を知り、できることを
行動に移していく。

例えば、寄付という考え方も
あるでしょう。

ただ、森を守るためには、
1人の100万円より、1万人の100円のほうが、
価値が高いのです。

問題を知るというのは、ちいさな
一歩かもしれませんが、この一歩が
広まると、大きな一歩に育っていきます。

少しでも多くの方に、
この一歩が伝わってほしい。

そのために、これからも情報発信を
続けていきます。

プロフィール

名前
中井 義也
職業
建設業
住まい
愛知県一宮市
生年月日
1977年2月14日

1977年、愛知県一宮市木曽川町生まれ。立命館大学卒業。 東陽住建株式会社 代表取締役。 新築・リフォーム・メンテナンスを軸に「建てた後の暮らしを守る」住まいの相談に取り組む一方で、新築は岐阜県東白川村の東濃ヒノキを中心に据え、“木を選ぶこと”から家づくりを始めている。 一般社団法人 日本住宅リフォーム・メンテナンス協会 代表理事。 NPO法人 住宅の悩みとトラブル無料相談室 主宰。 一般社団法人HORP(住生活リフォーム推進協議会)理事 〇原体験 現場の泥臭さと楽しさ 幼少期、建設業を営む父の背中を追い、現場で“ゴミ拾い”をしながら職人たちの活気に触れて育った。 汗、段取り、声の掛け合い。目に見える完成よりも、見えないところにこそ仕事が宿る。 家づくりは単なる工程ではなく、人の想いと技術の結晶だと、体で覚えたのが原点だ。 〇葛藤 大手ハウスメーカーで抱いた違和感 1999年、ハウスメーカーに入社し、営業として経験を積む。 一方で、効率やルールが優先される仕組みの中で、目の前のお客様に対して“最善”が選べない場面もあった。 「修理で住み続けられるのに、制度上は交換を勧めざるを得ない」 「リフォームの相談を受けたいのに、担当の区分で断らざるを得ない」 困って、頼って、やっと辿り着いた人が、失望して帰っていく。 その光景が、心に刺さった。だから誓った。 家は建てる時だけでなく、建てた後の暮らしこそ守らなければならない。 〇転身 地域密着、“家守り”としての覚悟 2003年、東陽住建へ。 2006年には、住まいの困りごとを抱える方が、最初の一歩を踏み出せるように「住宅の悩みとトラブル無料相談室」を立ち上げた。 リフォームの体制づくりにも注力し、LIXILリフォームショップの運営を通じて、地域の住まいを長く保たせる仕組みを整えてきた。 “建てる会社”で終わらない。住み続ける人生のそばにいる会社でありたい。それが中井の基準だ。 〇東濃ヒノキ 新築の中心に置く理由 新築で、東白川村の東濃ヒノキを中心に据えているのは、流行や差別化のためではない。 家の寿命は、暮らしの安心の寿命だからだ。 木は、ただの材料ではない。 家族の時間を受け止め、季節を越え、静かに家を支え続ける“骨格”になる。 だからこそ、どこで、誰が、どんなふうに育てた木なのか。 その背景ごと引き受けられる木を選びたい。 東白川村の山で育った木は、一本一本が、簡単には生まれない。 年輪が刻まれる時間、山を守る手、伐って終わりではない手入れ。 その積み重ねの先に、ようやく「家を背負える木」が生まれる。 その重みを知っているから、私たちは“木を買う”のではなく、木の時間ごと家に迎えるつもりでいる。 木の家は、完成した瞬間がゴールじゃない。むしろそこからが始まりだ。 暮らしの傷も、家族の成長も、時間の経年も、すべて受け止めながら、家は育つ。 だから中井は、新築とリフォームを分けて考えない。 東濃ヒノキで骨格をつくり、暮らしの変化に合わせて手を入れ、守り、育てていく。 “建てて終わり”ではなく、“暮らしを守り続ける”ための新築。それが東陽住建の新築の中心にある思想だ。 建てた後も守る覚悟があるから、最初の一本から妥協しない。それが東濃ヒノキを選ぶ理由です。 〇ビジョン 家は幸せの基地である 中井が目指すのは、建物を売ることではない。 『家は、幸せになる場所であり、やさしい社会を作るための基地である』 命を守り、健康を育み、家族が安心して“帰ってこられる場所”を増やしていく。 「いいものしかつくらない。いいことしかしない」という信条を胸に、今日も一宮から、その基地を広げ続けている。

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東陽住建株式会社 代表取締役社長 中井義也

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