2013年5月5日

「　批評よりも手本　」

「　これなに？　」

水芭蕉を見たことない娘は、
不思議そうに、そして、目を輝かせて
見ています。

新たなものとの出会いに、
歌に出てくる花にちょっと感動していた
らしいです。

子供が生まれたとき、
大切にしようと思った言葉があります。

お祝いをいただいた方が、
ふっと言われた一言なのですが、

「批評よりも手本」

が、子育てには大事だと教わりました。

新しいものを発見したとき
それにワクワクし、知りたいと思う心。
これを大切にするために、

「これは、なんだと思う？」
「これは、どう思う？」

と聞くことにしています。

ちなみに、娘はこう聞くと、ほとんどの
場合、自分なりの答えを持っているので、
いつも新しい発見があり楽しいです。

子供には、手本を見せろ、
大人も同じなのかもしれません。
言いかえれば、批評ではなく、やってみる
ということでしょうか？

口では何とでも言える。

だからこそ、実直に取り組んでいる
姿を見せることが、信頼につながるのだと
思います。

私は、家づくりをお客様と一緒に
していますが、今の形になるまでに、多くの
方々の協力がありました。
目をつむると、いろんな方々の顔が思い
浮かびます。

手本を見せる。
家づくりの会社で言えば
現場。お客様のお家になります。

今、住宅業界は、消費税のこともあり、
お客様が数多くご相談にいらっしゃいます。

でも、そんな時だからこそ、私たちは、
変わらずに、お客様のお家を実直に
そして、ご協力いただいた方の感謝を忘れずに
つくっていきたいと思うのでした。

この写真の日は、一緒に出掛けることが
できず、妻からメールで送られてきました。

娘が、また一つ、新たな発見をして、
人生が豊かになった瞬間です（笑）